2013年8月10日土曜日

大源太川北沢 遡行

2013年8月4日(日)入渓点(6:00)~三俣(8:00)~ヤスケ尾根(12:00)~入渓点(13:30)

前日は、入渓点でテントを張る。すでに7時を回り暗くなりはじめ、よい場所がなかなか見つからず焦るが、一張りよい場所が確保できた。ささやかな焚火と焼肉、ワインでまったりとする。

翌朝、6時出発。今日は水量が多そうだ。まもなく4条の滝。
4条の滝。今日はかなり水量が多い。

思ったよりなかなかいい沢だ。いくつもの滝を越していく。ルーファイを誤ったのか途中で行き詰まり、ハーケンを打ちA0で登る場面も。
朝の沢はすがすがしい。ユリだろうかオレンジ色の花が岩間に咲いている。

朝の沢はすがすがしい。

岩間に咲く


左からすだれ状の美獏

ナメ滝は左のクラック沿いを登る
まもなく、三俣。右からすだれ状に七つ小屋沢の大滝が出合う。見上げるとはるか上から降りそそいでいる。われわれのルートは左側。直登出来そうな気もしたがガイドにしたがって、右のリッジを登るが結構厳しくスリングをハーケンにタイオフしたりしながら登り、灌木帯に入りビレイする。その後も藪をトラバースし、結構な大高巻きとなってしまった。
その後に表れたチムニー状は水量が多く突っ張りで下段を登るがすでにずぶ濡れ。上段は被っていて厳しかったが大量のシャワーを浴びてほとんど窒息寸前というくらいの中を微妙なバランスで登る。

三俣。右から七つ小屋沢の大滝。

上空より降り注ぐ。

北沢の大滝。右のリッジを登り高巻いた。

チムニー状の滝。最上段が厳しい。大水量を浴びる。

まもなく源頭の様相。スラブ帯に入る。いくつか小さいながらも辛口の滝を超えていく。
ふりかえるとガスが急に沸いてきた。横はちょっとしたお花畑でなごむ。稜線まではあと少しだ。
最後はスラブと草つきが混じった斜面をヤスケ尾根側にとり詰めると登山道に出た。

花の彩りになごむ。

雨も降ってきたので山頂はパス。遥か下方に上ってきた北沢が見える。七つ小屋沢の滝も。
くだりはきつく、相棒は捻挫したようだ。日帰りであったがいろいろな要素があり、充実した山行だった。



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